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No1 風邪薬などをコンビニ販売

 政府の規制緩和の方針は、医薬品販売にまで及んでいるが、坂口厚生労働相は、これまで一般小売店で販売している栄養ドリンク剤や入浴剤などの「医薬部外品」の範囲を拡大し、湿布薬や風邪薬の一部など新たに15種類程度の販売を解禁することを明らかにした(読売新聞朝刊、平成15年6月16日)。

 医薬品は「医療用医薬品」と「一般用医薬品」に二大別されるが、前者は医療機関で医師によって処方され、後者は薬局で薬剤師によって自由に販売される。医療用医薬品が医師によって扱われるのは、薬の有効量と中毒量が近接しているため使用法が難しく、副作用の出現する頻度も高いからである。一般用医薬品は大衆薬とも呼ばれ、かぜ薬、胃腸薬、水虫薬、目薬、湿布薬など多数ある。薬の作用は穏やかとはいえ薬は薬、体質によりときにアレルギーや副作用を起こすこともある。「医薬部外品」の範囲を広げたとき、医薬品と部外品の線をどこで引くか慎重に検討することが望まれる。(NH)

(No001;2003/07/25)


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