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No2 医療費31兆円を超す−過去最高

 厚生労働省は平成13年度国民医療費を発表した(7月28日)。それによると国民医療費は過去最高の31兆3,234億円で、初めて31兆円を突破した。これは前年度にくらべて9,651億円(3.2%)増となる。
 平成12年度は介護保険制度の開設により、それまで国民医療費に含まれていた分の一部が介護保険の方に移行したため、国民医療費は史上初めて減少したが、平成13年度は高齢者の増加、医療技術の高度化などによる影響で再び増加した。
 国民1人当たりの医療費も246,100円(前年度比2.9%増)で過去最高となった。年代別では、65歳未満が152,500円であるのに対し、65歳以上は673,300円であった。
 一般診療費を疾病別にみると、循環器系疾患が5兆4,609億円(22.4%)、新生物疾患(がんなど)が2兆7,402億円(11.2%)、呼吸器系疾患が2兆1,647億円(8.9%)などとなっている。
 薬局調剤医療費も医薬分業が進んで院外処方が増えたことにより、特に顕著な増加となり、3兆2,703億円(前年度比6.5%増)となった。(NH)

(No002;2003/08/18)


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