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新しい診療理念

ロボット手術
No104r (2013/05/31)
 外科的手術の必要な患者に対して、侵襲を出来る限り少なくする目的で、小さな皮膚切開から内視鏡を腹腔内に挿入して行う内視鏡手術が開発され、さらに安全な操作で内視鏡手術をするためロボット支援手術が行われるようになった。
 手術の対象は大腸癌、胃・食道、肝胆膵領域、前立腺、卵巣、子宮など広範囲にわたっていて、特に泌尿器科領域では世界的なda Vinci Surgical System(ダビンチ)が普及している。その長所として1)三次元画像下で奥行き感のある手術操作が可能、2)自由度の高い多関節鉗子、3)術者の生理的な手振れ除去が可能、4)カメラの画像が揺れずに安定した画像下に操作が可能、5)操作アームとカメラが同軸線上に配置されているので扱いやすい、6)主要装置の操作が直感的に使用可能、などがあげられている。
 da Vinci Surgical Systemは2009年11月に日本で薬事法承認が得られ、現在国内で80台以上が稼働し、前立腺全摘術が保険収載されているが、他の領域のロボット支援手術は高額自費診療で行なわれている。(SF
   外科手術低侵襲 | ロボット | 内視鏡手術 | ダビンチ
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