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在宅療養支援診療所
No120r (2015/01/09)
 これからさらに増加する高齢者に対して地域で医療から福祉までケアを行ない、特に高齢者の終末期医療を充実させるために地域包括ケアシステムが制定されているが、その中で重要な役割を担当するのは在宅療養支援診療所と考えられる。
 在宅療養支援診療所の要件として、1)保険医療機関の診療所であり、2)その診療所は24時間連絡を受けられる医師又は看護師がいて、3)その診療所は他の医療機関とも連携をとって、患者の求めに応じて24時間往診が可能である体制をとり、4)訪問看護ステーション等の看護職員とも連携をとって24時間訪問看護の提供が可能とし、5)他の医療機関との連携により、在宅療養患者の緊急入院を受け入れる体制を確保し、6)医療サービスと介護サービスとの連携を担当する介護支援専門員(ケアマネージャー)とも連携する事が求められている。
 実際に在宅で終末期患者を看取る時には、患者本人と家族が終末期であることを受け入れ、実際に世話をする人がいなければできない。終末期になって治療効果が期待できない状態で病院へ入院しても無駄な医療を行うことになるので、出来るだけ避けなければならない。高齢者の末期の判定は困難であり、医療を担当する医師、看護師と患者とその家族が、その時点での状態を十分話し合って、お互いが納得する必要がある。あらかじめ患者本人が書いたリビングウイルのような終末期に関しての意思表示があれば参考になる。
SF

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