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健康相談セミナー 質疑応答より

No001 2013/07/05
question 大分以前から「だるさ」が毎日続いています。毎日忙しく働いていますが、仕事を休むことはありません。しかし前日の疲れがとれず、夕方になるとさらに疲れます。眠りが浅く、頭がすっきりしない、などの症状があります。どこか病気でもあるのでしょうか。どういうことに注意したらよいでしょうか。
(40歳、男性。会社員)

                               
amswer 「だるい」という症状は医学的には「倦怠感」、「疲労感」といいます。健康な人でも激しい肉体労働の後では疲労感を感じますが、これは休めば治ります。しかし疲れるほどの仕事をしないのに直ぐに疲れたり、十分休養を取っても「だるさ」がとれないときは病気かもしれません。
 「だるさ」は、熱や血圧と違って客観的に測定することは出来ません。「だるい」というのは、あくまでも自覚症状ですから、それだけに問題が複雑となるわけです。「だるい」という症状はどの病気でも見られ、病気としての特異性がありません。ですから「だるい」という場合には、いろいろな病気が考えられます。例えば低血圧、貧血、糖尿病、肝臓病などは、「だるい」のが主症状です。ですから診察、血液検査、画像検査などを行って、こうした病気を除外しなければなりません。これらの病気が否定されて、原因不明の長期に亘る「だるさ」を原因不明の慢性疲労と言って、これが問題となるわけです。
 質問者の場合、「だるい」と感じても、毎日会社へ行けるのですから、程度としてはそれ程酷くはないようですが、毎日の仕事の量、通勤時間、休養時間などが原因となっていないか考えてみて下さい。他に普段よく飲む薬でも体がだるくなることがあります。例えば、睡眠薬や抗アレルギー薬などです。もし仕事などで過労があるなら、それも改善して下さい。それでも「だるさ」がとれないようなら医療機関を受診する必要があります。
 原因となる病気がないときは、精神疾患あるいは心療内科的疾患が考えられます。代表的なのは、うつ、身体表現性障害、不安障害、睡眠障害などです。これらの疾患も否定されたとき、慢性疲労症候群が疑われますので専門医に診てもらうのがよいでしょう。
 いずれにしても「だるさ」が続く時には、まず休養と睡眠を十分とって下さい。そして毎日の生活習慣を見直します。通勤時間、仕事量、食事、飲酒、喫煙、常用薬品などで「だるさ」の原因となっているものはないかを考えてください。それでも「だるさ」が取れないときは、早めに病院へ行ってよく調べてもらいましょう。